蒲印のアンカーロープ 片側シンブル加工 G2T-A
基本スペック
ロープ径 | 8mm(引張強度 837kg) | ||
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長さ | 30m | 50m | 100m |
品番 | HB-AR-8-30 | HB-AR-8-50 | HB-AR-8-100 |
税込定価 | 12,980円 | 17,380円 | 29,480円 |
税別定価 | 11,800円 | 15,800円 | 26,800円 |
ロープ径 | 10mm(引張強度 1,388kg) | ||
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長さ | 30m | 50m | 100m |
品番 | HB-AR-10-30 | HB-AR-10-50 | HB-AR-10-100 |
税込定価 | 15,620円 | 22,880円 | 39,380円 |
税別定価 | 14,200円 | 20,800円 | 35,800円 |
ロープ径 | 12mm(引張強度 1,957kg) | ||
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長さ | 30m | 50m | 100m |
品番 | HB-AR-12-30 | HB-AR-12-50 | HB-AR-12-100 |
税込定価 | 20,240円 | 29,700円 | 53,680円 |
税別定価 | 18,400円 | 27,000円 | 48,800円 |
ロープ径 | 14mm(引張強度 2,597kg) | ||
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長さ | 30m | 50m | 100m |
品番 | HB-AR-14-30 | HB-AR-14-50 | HB-AR-14-100 |
税込定価 | 25,740円 | 38,280円 | 69,080円 |
税別定価 | 23,400円 | 34,800円 | 62,800円 |
ロープ径 | 16mm(引張強度 3,336kg) | ||
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長さ | 30m | 50m | 100m |
品番 | HB-AR-16-30 | HB-AR-16-50 | HB-AR-16-100 |
税込定価 | 30,800円 | 46,200円 | 86,680円 |
税別定価 | 28,000円 | 42,000円 | 78,800円 |
商品詳細
材質:エステルマルチ(タスラン加工)
撚り:岩糸3つ打ち
加工:片側シンブル加工、シャックル付き(スチール+亜鉛メッキ)
カラー:ネイビー
ロープ選びの目安(太さ)
ボート長 | 重量(kg) | 太さ(mm) |
---|---|---|
~20ft | 1,000 | 8 |
~25ft | 2,000 | 10 |
~30ft | 3,500 | 10 |
~35ft | 5,000 | 12 |
~40ft | 8,000 | 14 |
強度、耐候性に優れたポリエステル素材ポリエステル素材の繊維は、強度や耐摩耗性、耐候性、柔軟性、耐熱性、耐薬品性に優れています。比重は1.38で海水に沈みます。
ポリエステルと並んでロープ素材として一般的なナイロンは、強度が強い一方で水に濡れると硬くなる性質があります。ポリエステルは水に濡れても硬くなりにくい性質で、長きに渡ってしなやかさを保持します。
ポリエステルと並んでロープ素材として一般的なナイロンは、強度が強い一方で水に濡れると硬くなる性質があります。ポリエステルは水に濡れても硬くなりにくい性質で、長きに渡ってしなやかさを保持します。
フィラメント糸のエステルマルチポリエステル素材のスパンエステルが、短繊維を撚り合わせた紡績糸であるのに対し、エステルマルチは長繊維を撚り合わせたフィラメント糸です。エステルマルチの引張強度は、スパンエステルのそれと比べ約30%も高いものになります。
高強度のエステルマルチなら太さをワンサイズダウンできるので、取り回しが楽で、保管のスペースも小さくできます。
高強度のエステルマルチなら太さをワンサイズダウンできるので、取り回しが楽で、保管のスペースも小さくできます。
フィラメント糸は強度が高い一方で、表面が滑らかであることからすべりやすい繊維です。そこで、タスラン加工を施すことにより、紡績糸に近いグリップ力を持たせています。この加工により、滑りやすさが軽減され、使用時の扱いやすさが向上します。
タスラン加工でグリップ力を確保フィラメント糸で作る繊維は絹のように滑らかな手触りになり、紡績糸で作る繊維は綿のような手触りになるので、グリップ力を考えれば船舶用ロープには紡績糸が適していると言えます。
フィラメント糸に、糸を嵩高にするタスラン加工を施すことにより、紡績糸に近いグリップ力を向上させています。
フィラメント糸に、糸を嵩高にするタスラン加工を施すことにより、紡績糸に近いグリップ力を向上させています。
キンクに強い岩糸(3×三つ打ち)一般的な3つ打ちロープは、3本のストランド(糸の束)を撚り合わせて作ります。岩糸は3本のミニストランドを撚って1本のストランドを作って3つ打ちにします。キンク(ねじれや曲がり)を起こしにくい特徴があり、流し網漁のロープなどに使用されています。キンクはロープの消耗を早め、寿命を短くする要因になります。
蒲郡生まれの蒲印(がまじるし)船舶用ロープ
明治7年、蒲郡市に住む漁師の小島喜八が「後去り歯車式撚糸機」を考案。高品質のロープを量産することに成功し、この地にロープ産業の礎を築きました。のちの明治32年、大工職の市川善兵衛が「横踏み式紡機」を発明し、この機械の扱いやすさと価格の安さから副業でロープを製造する者が現れ、一円に製造業者が拡大。同時に麻糸業者や機械の修理業者も登場し製造環境が整っていきました。その品質の良さから蒲郡産の繊維ロープの名声は全国に広まり、蒲郡は繊維ロープの一大産地へと発展していきました。
比較的単純な工程で作られる外国製のロープに対し、蒲郡産のロープは複雑な工程と熟練の技術が成す品質の高さが魅力。全国の漁師さんからの多種多様な要求に応え続けています。
そしてわたしたちが販売する蒲印の船舶用ロープは、弊社が厳選した蒲郡の協力工場で製造されており、工場との直接取引による効率的な調達と地の利を活かした物流コスト削減により、高品質でありながらお買い求めやすい価格を実現しています。